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五十肩を早期に解決
このページでは
整体の観点から「五十肩」について解説しています。
五十肩は俗称で年代が50代ぐらいで肩が痛く肩の可動域制限がある場合、五十肩と言うことがあります。
症状もさまざまで治り方の過程など個人差が大きいのが特徴です。
早期に回復する方もいれば一向に肩の可動域制限が治らなかったり痛みがいつまでも続いたりすることがあります。
早期に回復するにはどうすればよいか 解説していますので参考にしてください。
1.五十肩の原因
1-1.肩関節周囲炎
五十肩は、老化による肩の腱(スジ)の摩耗、関節包(関節を包んでいる膜)の炎症 癒着など肩関節周囲に炎症がおきた状態で痛みや可動域制限が発生した状態です。
肩を痛めることに思い当たるようなことはないということが多いのですが、
きっかけは転んでから肩をぶつけてから重い物を無理に運んでからなど肩が弱っている状態のときに強い負荷をかけたようなことが
原因で肩の内部組織が炎症をおこした状態です。また症状がでるまでに数週間から数ヶ月かかることもあるので原因がわからないことが多いです。
肩関節の周囲炎といっても実際は、肩のつけ根の肩板の炎症であったり、腕の上腕筋のスジの腱鞘炎であったり、関節包の炎症であったり細かく分類されます。
しかしそれを明確にすることはあまり意味がなく、そのような炎症が肩周りに広がっていき肩の可動域を制限させてしまうので肩関節周囲炎になります。
症状も個人差が大きく凍結肩といわれるほとんど動かせなくなる症状やほっておいても数週間で治ってしまう軽症の症状もあります。
五十肩になる人ならない人の明確な違いはわかりませんが、体のゆがみや長年の肩こりなどが関係しているのではないかと思います。
1-2.整体からみる五十肩
五十肩の原因は体の使い方や腕の使い方のくせや体幹のゆがみ、肩への強い負荷がかかったなどさまざまな要因がかさなり肩関節周囲に炎症をおこしたものと思われますが、
整体からみると肩甲骨から肩周りの筋肉筋膜の拘縮、癒着、腱(スジ)の硬化による伸縮性の低下などがみられます。
つまり炎症がおきて拘縮、癒着、硬化が発生し肩の可動域を制限させている状態なのでこれらを解消すると肩の可動域はもどります。
放置して自然治癒することもありますが、いつまでも可動域制限が変わらないということもあります。
しかし、あきらめずに根気よくリハビリを続けていくと可動域はもどりますので、早い段階で治してしまう方が良いでしょう。
2.五十肩の治し方
一般的に五十肩は、炎症期、拘縮期(凍結期)、回復期があると言われていますが必ずしもこの通りにはならないことのほうが多いです。
初期の急性の痛みが強い炎症期のあと痛みが落ち着いてから肩の拘縮(肩関節が硬くなった状態)により可動域制限が発生し、徐々に回復していくという過程
ですが、痛みの炎症がいつまでも続いたり、可動域制限はないがいつまでも痛みがとれなかったりすることがあります。
整体は、炎症が強く痛みも強い状態を回復することには適していないので、医療機関で痛みを抑える治療を選択したほうがいいでしょう。
その後 リハビリの段階になってからあるいはリハビリをしても可動域が広がらない拘縮状態の時は整体やストレッチなど積極的におこなって可動域の制限を完全に
解消するべきでしょう。
五十肩は初期の炎症が強い急性期はあまり動かさずに鎮痛薬や消炎剤などで経過をみて、ある程度痛みが治まってからリハビリなどで回復を促します。
このとき痛みが治まってきてもいつまでも湿布をはって動かさずに安静にしていると可動域制限が回復しません。
筋力低下や筋肉の萎縮がおきると動かない状態のまま固まってしまい回復が困難になります。
リハビリときくと痛いのを無理に動かすようなイメージがあるかもしれませんが、やり方によっては痛みなく回復させることができます。
肩の可動域制限がおきるのは、筋の癒着、拘縮、腱の硬化が原因なのでこれらを解消すれば肩はスムーズに動くようになります。
かならずしも痛い肩になにかをしなくても体のゆがみを整えたり体の連動を使って腕や背中にアプローチして肩の可動域を回復させることができます。
整体ではそういった考えのもと痛みなく無理なく肩へ負担を軽減させ回復させていくことができます。
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五十肩を解決 について解説しました。五十肩は適切な整体施術で改善されます。
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