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四十肩を早期に解決
このページでは
整体の観点から「四十肩」について解説しています。
四十肩は俗称で年代が40代ぐらいで肩が痛く肩の可動域制限がある場合、四十肩と言うことがあります。
50代に発症する五十肩とはちょっと症状が違う感じがします。
そのあたりのことを解説していますので参考にしてください。
1-1.手のしびれの原因
手の痛みやしびれをおこす原因はさまざまです。
大別すると頸椎症などによる首の神経の圧迫によるものと腕や手の神経の圧迫によるものがあります。
他、肩こりによる血行障害や重篤な病気、加齢などでも手のしびれを発生することがあります。
・頸椎症など首の神経の圧迫
頸椎(首の骨)の変形や首の椎間板が変形する頸椎ヘルニアなどが手のしびれを発症します。
首の痛みや強い肩こり、腕全体に痛みやしびれを併発することが多いのが特徴です。
・腕や手の神経圧迫
手首の神経が圧迫されて指先がしびれる手根管症候群、
肩周りの腕神経が圧迫されて手のほうにしびれがでる胸郭出口症候群などがあります。
肩こりがひどいときも腕神経を圧迫したり血行不良になり手の方にしびれがでます。
1-2.肩こりと頸椎
頸椎に何かしらの問題が発生すると首の痛みや肩こり、肩甲骨周りのこり、腕や手の痛みしびれが発症します。
ふだんから肩こりに悩まされている方は肩こりがひどくなっただけだと感違いしまいがちで、
ややこしいのが肩こりで腕が痛だるくなったり手のほうにしびれが発生することがあるので頸椎に問題があるとはしらず対処が遅くなってしまうことがあります。
ふだん肩こりはそれほど感じない方は頸椎に問題が発生すると肩こりや肩甲骨や肩周りに強いこり感やツッパリ感がでてくるのですぐに異常に気づきます。
1-3.整体からみる肩こりと手のしびれ
肩こりと手のしびれの関係は、肩こりはあるけど手のしびれまでは感じない、手のしびれがあると肩こりも感じるという関係です。
もし手のしびれは感じるけれども肩こりは感じないという場合は、手首の神経を圧迫する手根管症候群や腱鞘炎などではないかと思います。
整体では、頸椎に問題があった場合でも、肩こりがひどい場合でも腕から肩にかけての調整で症状の緩和消失が可能です。
肩こりがひどいからといって肩をギューギュー押したりもんだりしても解決しません。
腕から肩首にかけての腕神経のラインを丁寧に緩めていくと頸肩腕のこりは解消し手のしびれも緩和消失されます。
2.手のしびれまで整体で解消できるのか
肩こりが整体でラクになるということは周知のことですが、手のしびれまでとれるのかということですが、
臨床経験上、原因が頸椎症や頸椎ヘルニアなど頸椎に問題がある場合は解決できます。
整体からみれば頸椎ばかりにこだわっているから解決しないだけで、頸肩腕をみて神経ラインを緩めると手のしびれは緩和します。
ひどい肩こりも肩ばかりにこだわっているので根本解決できないだけで、頸肩腕や体のゆがみを正せば肩こりも手のしびれも緩和します。
手根管症候群や胸郭出口症候群はほとんど実績がないのでわかりません。
しかし腱鞘炎なども頸肩腕を緩めると症状が緩和していくので同じ理論で手根管症候群も胸郭出口症候群のしびれも緩和されるものと思います。
その他 病気や加齢、精神的な緊張によるものなどの手のしびれの解消は整体施術では難しいと思われます。