■更新日
椎間板ヘルニアから慢性腰痛に移行
このページでは
整体の観点から「椎間板ヘルニアから慢性腰痛に」ついて解説しています。
椎間板ヘルニアを発症すると慢性腰痛に発展しやすいです。
そのあたりのことを解説していますので参考にしてください。
1.椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアは腰椎と腰椎の間にあるクッションの役割を担っている椎間板が飛び出して神経を圧迫するので足腰に痛みしびれが発生すると言われています。
ヘルニアが発症すると腰痛と坐骨神経痛が発生することが多く、特に坐骨神経痛がつらいという方が多いです。
症状によっては腰痛だけで坐骨神経痛は発生しないという方もいます。
いずれにしてもヘルニアは保存療法が基本なので自然治癒をまつという方法になります。
症状が落ち着くまでの期間は個人差や症状にもよりますが、数ヶ月かかることが多いです。人によっては何年経っても痛みは変わらないという方もいます。
そもそも最近の研究では、椎間板が飛び出しているヘルニアの状態の方でもどこも痛くないという方もいてヘルニアの神経圧迫が痛みの原因ではないという説が有力です。
では痛みシビレの原因は何かというとヘルニアによる神経の炎症や内部組織と神経の癒着、神経のゆがみが原因と言われています。
2.ヘルニアが慢性腰痛に移行
上記で記した通り必ずしも神経圧迫が痛みの原因ではなく、
神経を圧迫された状態によって炎症をおこしたり内部組織と癒着したりゆがみが痛みやしびれの起因になっています。
そのため手術して飛び出したヘルニアを除去しても痛みが変わらないということがおきてしまいます。
ヘルニア自体は数ヶ月で消失します。
しかし、内部ではさまざまな問題がおきているため腰椎が変形したり神経がゆがんですべりが悪くなるためいつまでも痛みが続いたり慢性腰痛に移行することがあります。
そのためヘルニアそのものは消失しても足腰の痛みが続くことがあります。
私の整体施術経験からみるとヘルニアが発症して足腰に痛みが発生したら早くその痛みを軽減消失させることが慢性化を防ぐ手段だと思います。
そのためにはやはり湿布や電気療法などではなく直接患部に触れる手技療法や鍼灸が適していると思います。
病院で鎮痛薬を処方してもらい整体など手技療法と併用していくと通常より早い回復がみこめると思います。。
3.慢性腰痛に移行した腰痛の整体
ヘルニアを発症して数ヶ月経ち症状が落ち着いてきて1年以上経っても慢性腰痛に悩まされている方が結構います。
毎朝起床時が痛い、重い物を持つと腰や殿部が痛い、痛み出すと1週間以上痛みが続くなど症状は人それぞれですが、
病院で検査をしても特に異常はないあるいは腰骨の椎間板がすり減っていますというような診断になることが多いです。
では、このような慢性腰痛に移行した症状は整体で治るのかというと、痛みの軽減消失、痛みが発生する頻度の予防は可能と思います。
整体は腰痛だからといって腰をギューギューもむようなことはしません。身体のゆがみを整え、硬くなった筋肉を和らげ血流をよくしていきます。
このような施術を続けていくことによって自然治癒が促されて内部組織の修復が促進されます。
当院に来院される方で慢性腰痛で悩まされている方は多いのですが、
月に1回など定期的にメンテナンスされている方は重い腰痛で悩まされることはなくなるようです。
椎間板ヘルニアでお悩みでしたらのぞみ整体院で解決しませんか
椎間板ヘルニアから慢性腰痛に ついて解説しました。
こちらにヘルニアの関連ページがありますのでお悩みでしたら読んでみて下さい。