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1.頸肩腕症候群とは
首、肩、腕などがだるい、こる、痛いなどの症状の総称で頸肩腕症候群、頸肩腕障害などと言われます。
似たような症状に首の神経を圧迫する頸椎ヘルニアや頸椎症、肩関節周囲炎(五十肩)などあり鑑別が必要ですがこのような所見がない頸肩腕の症状を指します。
首や肩、腕に負担をかけることが多い職業の方や長時間のパソコン作業、不良姿勢のパソコン、スマホなどが原因です。
30~40代の女性に多いと言われていますが、当院のご来院者には仕事に家事に忙しい主婦の方や細かい手作業が多い料理人や内装業の方が多い印象です。
この頸肩腕の障害が頸椎ヘルニアや頸椎症に発展するきっかけになりますので放置せずに早めのケアが必要です。
2.最適なケアは徒手療法
痛みが強かったりしびれがある場合は、医療機関で検査して診断を受けた方が良いでしょう。
そこで特に病気の所見もなく、こりなどが原因の場合は特に治療法はないので湿布や鎮痛薬などで経過観察になります。
その場合は、徒手療法のケアが最適だと思います。
徒手療法というのは、整体、マッサージ、理学療法など手技による施術です。
頸肩腕症候群は、頸肩腕に負担がかかりすぎて筋肉やスジの疲労、関節のゆがみ、それに伴い血流障害もおこり、首肩こり、手や腕の疲労がかさなり痛みやしびれ、脱力感などの症状を発します。
こりやゆがみに対しては鎮痛薬や湿布では改善が見込めません。
徒手療法による手技が最適なケアになります。
3.ただのこりが原因なら湿布してガマンはNG
なにかと忙しいしとりあえず湿布して我慢しようという方が多いのですが、後々のリスクを考えると早めに適切なケアをしたほうがいいです。
この頸肩腕の障害を湿布して放置しておくとヘルニアや変形性頸椎症、肩関節周囲炎に発展する可能性がたかいということと加齢とともに関節の変形が発生するというリスクです。
ヘルニアなどは適切な治療を受けて治ることもありますが重症になると首の手術です。こりの放置は関節を変形させます。変形した関節は治りません。
最も多いのが前腕と上腕を結ぶ肘関節の変形と肩関節の可動域の制限です。
肘がしっかりと伸びない、変な方向に曲がってしまった、このような変形は少しずつ徐々に進んでいくので気がついた時は変形してしまっています。
肩関節の可動域制限と加齢は関係ありません。頸肩腕症候群の適切なケアをしてこなかったことが原因です。
このように後々のリスクがあるので適切なケアをすることをおすすめします。
4.整体施術で解決する頸肩腕の諸症状
当整体院では、頸肩腕連動法という手技を用いて頸肩腕の諸症状を快方します。
この手技は、腕の方から肩、首に向かってアプローチして腕神経の障害を解消し頸肩腕全体の筋肉スジを緩めて、各関節のゆがみを整える作用があります。
首が痛い、腕が痛いだるいというような症状にも効き、ヘルニアや頸椎症にも効く手技です。
痛みは全くなく快方されます。数回の施術でステロイド注射や鎮痛薬が効かない症状も改善される手技です。
改善実績が多数あるのでこのようにHpに公開しています。
頸肩腕症候群の症例をご紹介します。
■料理人の40代男性
毎日、料理をつくるという仕事柄、肩や首のこり、腕の疲労などはよくあったがだんだん腕全体が痛くなりしびれも感じてきたので整形外科へ受診。
特に異常はみられないといわれ鎮痛薬と湿布で経過観察。
症状は悪化する一方なので当整体院に来院。
状態は、仕事を休業 首肩腕肘、背中の痛みと強いコリ感やツッパリ感 腕の脱力感 肩の可動域制限
初回の施術で痛みの軽減と脱力感の回復 肩周りが軽快に
翌日も連続で施術を受け、2日あけて再度施術 発症前の状態まで回復
仕事に復帰して一週間空けて経過観察して再度施術 良好な状態なので終了 計4回の施術
その後 たまにメンテナンスに来院 再発はなし
■家事仕事に忙しい40代主婦
仕事や家事に忙しく首肩こり、腕のこり、疲労などで悩まされていた
湿布や市販薬で経過観察していたが、つらくてどうにもならなくて当整体院に来院。
状態は、首肩腕、背中の痛みと強いコリ感やツッパリ感 腕の脱力感 肩の可動域制限 手首の腱鞘炎 疲労感など
初回の施術で痛みの軽減と全体的に軽快に
一週間後に再度施術 状態は改善しているが痛みやコリ感はある
その後一週間に1回の施術ペースで4回 良好な状態なので終了 調子が悪くなったら来院
特に困るほどつらい症状はないとのことです
頸肩腕の痛みでお悩みでしたらのぞみ整体院で解決しませんか
頸肩腕症候群 について解説しました。頸肩腕症候群の改善には手技療法が適しています。
こちらに首の症状の関連ページがありますので首の症状でお悩みでしたら読んでみて下さい。