脊柱管狭窄症の間欠性跛行|のぞみ整体院

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脊柱管狭窄症の典型的な特徴 間欠性跛行

このページでは 整体の観点から「脊柱管狭窄症の間欠性跛行」について解説しています。
ネットや本などで脊柱管狭窄症についていろいろ調べていくと必ずでてくる間欠性跛行。
この間欠性跛行について整体の観点から解説していますので参考にしてください。

1.間欠性跛行とは

間欠跛行とは、一定の時間、距離を歩くと足のシビレ、痛み、脱力を生じ、一度休まないとそれ以上歩けなくなる状態ですが、 しばらく休むと歩行ができるようになるものの、また歩き出すと同様の症状がでる状態です。
足の筋肉や骨に問題がある場合は間欠性跛行は起きません。 間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の特徴ですが、骨盤のゆがみやズレでもおこります。
脊柱管狭窄症は腰骨の変形や靱帯の肥厚、筋肉の硬直などで脊柱管が狭窄され神経を圧迫するために発症する病気で、 左右どちらか片方の足だけに症状がでることが多いのですが、両足にでることもあります。 前屈みの体勢がラクという特徴もあります。
閉塞性動脈硬化症は糖尿病や高血圧症、高脂血症などで足の血管の血流の流れが悪くなり発症する病気です。
どちらも似たような症状がでますが、鑑別は難しくありません。 病院の検査ではっきりするので間欠性跛行の症状を感じたら検査を受けましょう。
いずれの病気の所見がみられない場合は、骨盤のゆがみが原因なので投薬は効きません。

2.原因は骨盤と股関節

閉塞性動脈硬化症は血管の病気なので病院の適切な治療を受けてください。
脊柱管狭窄症や骨盤のゆがみによる間欠性跛行は骨盤と股関節の連動の不具合が考えられます。
骨盤と股関節の連動の不具合とは、 骨盤がゆがんでいるまたは股関節の軸がずれているため歩行時にうまく連動しないので痛みを発します。
しかし、いったん休むと痛みはおさまり再び歩き出すと痛みを発します。 このゆがみやズレは骨盤と股関節周りの殿部の深層筋の筋肉やスジが硬化したためバランスを崩したのでおきた状態です。
つまり殿部の硬化した深層筋の筋肉やスジを緩めて、血流を促し、骨盤のゆがみと股関節のズレを整えると間欠性跛行は改善されるのです。
病院に行くと「間欠性跛行とはうまく付き合っていくしかありません」など説明を受けることもあると思いますが脊柱管狭窄症だから間欠性跛行は治らないということはありません。
医学的には骨盤のゆがみとか股関節のズレという概念はありません。
しかし、施術経験上、骨盤と股関節の調整で間欠性跛行は改善される可能性があります。

3.間欠性跛行と坐骨神経痛

間欠性跛行は脊柱管狭窄症の症状の特徴ではありますが、間欠性跛行の症状はでない方もいます。
歩いていても座っていても休んでいても足腰に痛みしびれの症状がでる原因は、 脊柱管狭窄症による症状というよりも骨盤のゆがみや殿部筋の硬縮による坐骨神経痛という見方ができます。
画像診断では、脊柱管狭窄症の所見がみられるものの痛みの訴え方が違ったりそもそも痛みもしびれもないという方もいます。 つまり画像診断と本人の自覚症状は一致しないということで医療現場ではよくあることです。
脊柱管狭窄症と間欠性跛行は別物と考えるべきなのです。
そもそも脊柱管狭窄症は骨の変形や靱帯の肥厚が原因でこれ自体は手術以外に治すことができません。 しかし脊柱管狭窄症の足腰の痛みしびれ、間欠性跛行は骨盤、股関節、殿部筋の調整で改善します。 足腰の痛みしびれは、脊柱管狭窄症だけが原因ではありません。
脊柱管狭窄症だから足腰に痛みしびれがでる、というのは一要因に過ぎず、他骨盤や股関節のズレ、殿部筋の硬直、 足腰の筋力の低下、血行不良などさまざまな要因があって痛みが発しています。
だから薬や注射は効かないことがあります。手術しても痛みもしびれもとれないことがあります。
整体で全ての痛みしびれがとれるわけではありませんが、改善する可能性は充分あります。

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