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脊柱管狭窄症の足腰の痛みの真意
このページでは
整体の観点から「脊柱管狭窄症の痛みの真意」について解説しています。
脊柱管狭窄症と診断された方の足腰の痛みの原因は本当に脊柱管が狭くなって神経を圧迫することが原因なのか。
整体の観点から解説していますので参考にしてください。
1.足腰の痛みは本当に脊柱管狭窄症が原因なのか
私は長年 整体師として脊柱管狭窄症や坐骨神経痛など足腰の痛みで悩んでいる方をみてきました。
その中で一番感じたことはこの痛みは脊柱管狭窄症とは関係ないなと思うことがよくあります。
医療機関では年齢が60歳以上で足腰の痛みを訴えている方は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症などを疑い検査します。
画像診断等で脊柱管狭窄症の所見がみられると診断は当然、脊柱管狭窄症になります。
脊柱管狭窄症の所見があるのは間違いないのでしょうが、痛みの原因自体は違うことがあります。
実際のレントゲンやMRIなどの画像診断と患者さんが訴える症状は一致しないということがよくあります。
また最もよくわかりやすい例が手術をしても痛みは変わらないことがあります。
これは、脊柱管狭窄症の手術をして成功もしているにもかかわらず痛みは変わらない、足はあいかわらず痛いということなのですが
つまり痛みの原因は脊柱管狭窄症ではないからということがいえます。
脊柱管狭窄症であるのは事実、しかし足の痛みの原因は脊柱管狭窄症ではないということです。
もちろん痛みの原因が脊柱管狭窄症であることもあります。その場合 手術をすれば痛みはとれます。
2.足腰の痛みの正体は
画像診断で脊柱管狭窄症の所見もあり足腰も痛い、だから痛みの原因は脊柱管狭窄症だというのは当然の診断です。
しかし、私は長年いろいろな症状の方を施術させていただき、この痛みは狭窄症とは違うなという勘が働くことがあります。
ではその痛みは何なのかというと、骨盤のゆがみ、股関節のゆがみ、骨盤周りの深層筋のこり、ゆがみによる血流障害などが
複数かさなって坐骨神経が伸張され痛みを発しているとみています。
ゆがみとかこりというのは病気でもなく医学界からしてみれば非科学的な話でそのような考えも概念もないので否定されることでしょう。
しかし、痛みの原因はゆがみ、こりという考えのもと整体施術をおこなっていますが改善している方を何人もみてきています。
つまり脊柱管狭窄症の所見があってもどこも痛くないという方がいて、脊柱管狭窄症を患って足腰が痛いという方もいて、
脊柱管狭窄症ではあるけど痛みの原因は他にあるという方がいるということです。
この話をお医者様にしてみると否定しつつも認めると思います。
3.脊柱管狭窄症は手技療法で解決
上述したとおり足腰の痛みの原因はさまざまです。
そもそも脊柱管狭窄症はご年配の方が多いので足腰の痛い原因を特定すること自体が難しいです。
そのため治療も湿布や電気療法、鎮痛薬で安静にということになってしまうのですが、この方法でよくなることはありません。
足腰に痛みやしびれがあるということは骨盤のゆがみ、お尻の筋肉のこり、血流障害、これらが必ずあります。
これを解消できるのは整体や理学療法など手技による療法または正しい運動やストレッチしかありません。
正しい運動やストレッチといってもなかなかできないことが多いので、やはり手技療法が適しています。
また足腰の痛みしびれ、脊柱管狭窄症が治りにくい原因は、湿布して安静にしているからです。
安静にして動かないでいると筋力は低下し筋肉の癒着がおきて腱(スジ)の伸縮性がなくなるので歩行も困難になってしまいます。
一般的に常識と言われる方法は確実に慢性化していくだけなのです。
手技療法も以前より進化し技術レベルも上がっていますので施術をうけてみるといいでしょう。
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